1/07/2009

Mariana Marine Monument

ブッシュ大統領の【青の遺産】マリアナ海底国定記念公園が決まりました。
小さな島の中で、ここまでいろいろと賛否両論があり、政治の圧力もありましたがMarine Monumentの宣言式がホワイトハウスで無事に行われたようです。

CNN News







ABCニュースから(クリックして下さい。)
http://abcnews.go.com/video/playerIndex?id=6588428

速報
2009 年 1 月 6 日 (火)

問い合わせ:
Kymberly Escobar, U.S.A 202.887.8814
Dave Bard, U.S.A 202.486.4426

新たな国定記念物 - ブッシュ大統領が残す青い遺産 (地球)
PEWが歴史的な動きを称賛

ワシントン - ブッシュ大統領は、今日、日本の大陸より規模が大きい、合計 195,000 平方マイル以上に及ぶ太平洋区域に、3 件の新しい海の国定記念物を指定するとした。 2006 年に北西部ハワイ諸島で設立されたパパハナウモクアケア海洋ナショナル・モニュメント(Papahānaumokuākea) と合わせて、世界の海洋環境保護史上、これまでに保護されてきた領域を上回る 33万5561 平方マイルを保護する国定記念物がブッシュ大統領によって指定されることになる。

Pew Environment Group の専務理事、Joshua S. Reichert 氏は、「ブッシュ大統領によるこの歴史的な行動は、世界でも極めて稀で生物学的に重要な海洋生息地の一部を保護する」ものであり、「これは、2 年前に設立されたハワイ海兵隊員記念碑とともに、消え行く原生地を保全する必要を人類がどれだけ理解はしても、世界が共通して抱える問題として理解することができなかった時代に終止符を打つ」と語る。

保護区域で最も大きなものは、北マリアナ諸島を囲み、さらに世界最深の峡谷であるマリアナ海溝が含まれる。マリアナ諸島を国定記念物とするだけでも 95,000 平方マイルを保護することになり、これは、DNA レベルで最古最の生命の一部が含まれる。これだけでも、世界で3番目の海洋保護区になる。多様な水面下の特徴の中でも特に注目すべきものは、活動中の巨大な泥火山で、これは直径 31 マイル以上に及ぶ第 2 の液体硫黄沸騰プール(淵)である(第 1 のプールは、イオ(木星の衛星のうちの 1 つ)で発見されている)。これは、海洋酸性化とそれが育む珊瑚礁と浅瀬海洋生物の産みの親とも言える、非常に酸性度の高い熱水噴出孔である。

この地域での海洋哺乳類調査では、いくつかの希少種を含む 19 種のオオギハクジラが発見されている。さらに陸地は、火山の熱で卵を孵化させる唯一の鳥、絶滅寸前のミクロネシアのツカツクリをはじめとし、絶滅危惧類のオオコウモリや、20 万羽を超える繁殖集団になる渡り鳥、 そして世界最大の陸地生活節足動物である巨大なヤシガニのシェルターである。

これまでの 2 年の間で、Pew Environment Group の Global Ocean Legacy Program は、ブッシュ政権と市民とともに取り組み、マリアナ諸島を囲む水域で大規模な海洋保護区の概念を進展させるために、北マリアナ諸島連邦の職員を選出し、200 以上の地元企業と6,000 人の市民が、世界に通用する海の国定記念物を支援する嘆願書に署名した。

Pew Environment Group は、マリアナ諸島の経済界と Friends of the Monument(マリアナ海溝を国定記念物化を推進している地元組織)のと協力して、公開討論会で提案された国定記念物を吟味するために 100 回以上の市民集会の開催に協力した。 さらに、マリアナ諸島経済への国定記念物の潜在的経済利益の評価を含めて、提案された国定記念物地域に含まれる生物学的および地質学的資源の包括的な科学的なプロファイルを開発した。

サイパンに拠点を置く Friends of the Monument の会長 Ike Cabrera 氏は、「ブッシュ大統領がマリアーナ島海の重要性と豊かさを認めたことを誇りに思う」と語る。 「現在、私たちが長い間、大切にしてきたこの特別な場所を世界と共有することができる。」

これらの遠くて美しい島と海には、豊かな歴史がある。ウェーク島とサイパンは第二次大戦の重要な戦地であり、マリアナ諸島は、降伏しない日本人を何人かを最後までかくまった場所である。

「これらの場所から未知の商用資源を短期的に略奪するよりも、安全に保護することで測り知れないほど多くのものを得ることになる」と、Reichert 氏は語る。 「利害のバランスを量る努力において、大統領は、漁業や天然資源の採掘で、商業的利益を得るよりも、その海洋環境が失われる前に、保護することが米国民の長期的な利点であることを熟慮した。大統領のこの決定は常識である。」

高解像度の画像など、マリアナ海溝に関する詳細は、Global Ocean Legacy のウェブサイト、 www.globaloceanlegacy.org を参照のこと。

プレス用写真:
http://www.globaloceanlegacy.org/newsroom/mediaphotos.html#cnmimediaphotos

ブロードキャスト向けの資料は、次のFTPアドレスにアクセスしてください:
70.86.53.74
ユーザーネーム: mariana
パスワード: monument

Global Ocean Legacy は、Oak Foundation と Robertson Foundation and the Sandler Family Supporting Foundation の協力の下、Pew Environment Group によって始動されたプロジェクトである。そのゴールは、生態系規模のメリットをもたらす世界的な海洋保護区の将来を守るために、地元市民と政府団体と協力して、世界的な遺産を保全を促進することである。

詳しくは、Angeloのブログに書いてありますのでそちらをご覧下さい。
 The Saipan Blogger

Pew環境保護団体のHPはこちらをご覧下さい。
 Pew

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