毎年、この時期にサイパンに慰霊の旅にいらっしゃる方々とご一緒に祈りを捧げ、灯篭流しをする機会がありました。
20年サイパンに住んでいても、本当に知らない事が多く、今回、香取神社の隣に建立されているお堂がどんな思いで建てられたのかを直接聞く事ができ、とてもうれしく思いました。
何人の在留邦人がサイパンの歴史や史跡の事を知っているでしょうか?
私達は、ISA CNMIを設立し、戦前、戦中サイパンに在住されていた方からの1通の手紙から活動を始めました。 ここに住んでいる私達がこれらの史跡や慰霊碑を政府機関と共にお守りしていく事が供養になるかと思っています。 それと同時に若い世代にも、私達が知っていることを伝えていく事も大切な役目ではないかと思っています。
静岡にある法幢寺のご住職と遺族会の村瀬さんです。
ご住職のお経がとても心に染み渡りました。
Gov.Fitielご夫妻も参加されました。
とてもきれいな夕焼け空の中、祈りを込めて灯篭が静かに流されました。
年々、サイパンへの慰霊の旅にいらっしゃる方々が高齢になっている今、本当にピュアーな気持ちを持った人々が支えていく事が必要ではないでしょうか。
「安らかにお眠り下さい。 来年またお参りに来ますね。」という言葉を残し・・・
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